ハタオカSE -現役母親システムエンジニアの生きる道-

働くおかんシステムエンジニア、略してハタオカSE。 意識高くいうとワーキングマザーな現役Salesforceエンジニアです。エンジニアとして働く・働きたいという女性に勇気を1ミリでも与えることを目標に、リアルな体験を記録しています。子の入学に伴い都立中の情報も記録中。Twitterもやってます。

アラフォー子持ち女性エンジニアの転職。実際に受けた会社と面談内容。【キミに決めた!後編】【XXXは地雷だった】【エンジニア転職】【体験談】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

hataokase.com

↑こちらの記事では実際に受けた会社のうち、

  • 実際受けた会社①:大手メーカーA社「面談者が正直過ぎて・・・」
  • 実際受けた会社②:大手広告代理店関連システム開発会社B社「唯一落ちた」
    について紹介しました。

    今回は、残りの
  • 実際受けた会社③:システム開発会社ベンチャー C社「嫌な予感しかしない」
  • 実際受けた会社④:大手SIer D社「君に決めた」
    についてお話させて頂きます。

    順番にお話しさせて頂きます。
  • 実際受けた会社③:システム開発会社ベンチャー C社「嫌な予感しかしない」
    C社は、Salesforce開発の仕事をメインでやっているかなり小規模な会社でした。
    なぜこの会社を受けてみたかというと、ベンチャーのほうが仕事に融通を利かせやすい面があるのか知りたかったからです。
    前職は400人規模のいわゆる「中」企業。ワークライフバランスには大きな問題はありませんでしたが、より小さい会社だとアットホームで色々やりやすい面もあったりするのか??というところを確認してみたかったのです。

    面接をしに会社を訪問してビックリしました。

    会社ではなく、広めの一軒家だったのです。

    その各部屋が会議室や作業場に割り当てられていました。

    ん、嫌な予感がする・・・。
    これ家の掃除ってどうするの??持ち回りで従業員が掃除してるんじゃない??
    しかも家だから繁忙期とか従業員泊まれるでしょ???かなり快適に泊まれちゃうでしょ?

    と最初に思いました。まさか会社が一軒家だとは・・・。想像を超えてきました。

    面接は、役職付きの男性(メインの面接官)と、現場のエンジニアの30代女性でした。大手メーカーA社と同じ布陣です。

    事業内容について説明して頂き、私からは職務経歴をお話します。
    面談は終始和やかに進みました。お二人ともとても良い方でした。

    話が盛り上がってきたときに、女性の方が身を乗り出して質問してきました。

    「ぶっちゃけ、残業出来ますか??」

    と。男性の面接官の方は気まずそうな顔をしていました。
    女性は正直ですね・・・。

    その場で私は笑顔で「はい、夫と調整すれば可能ですよ」と当たり障りの無い答えをしました。
    翌日、エージェントを通して一次面接合格の連絡が来ましたが、お断りの連絡を入れてもらいました。

    やはり、ベンチャーは少人数な分 残業必須ですよね・・・。子育てとの両立必須な私にとっては一軒家の件も含め、地雷感が凄かったです。

  • 実際受けた会社④:大手SIer D社「キミに決めた!」
    さて、最後は大手SIer D社です。ここが本命でした。理由は
    ・大手なので福利厚生が良い
    ・ダイバーシティ(女性活躍)に力を入れている
    ・社員さんがみんな穏やかで優しいと評判
     
    前職でこの会社が取引先だったのですが、営業から現場のエンジニアも優しく良識的な人が多いと評判でした。
    ・A社での面談内容が後押し笑
     詳細は前編のA社内容を見て下さい

    面接当日。一次面接に出てきたのは役職付きの男性と女性、人事部の方の3名。
    3人という人数の多さに驚きましたし、人事部の方が出てきたのも初めてでした。
    一番嬉しい驚きだったのは、役職付きの女性がいたこと。
    他社でも女性は面接に立ち会ってくれましたが、皆さん現場の平エンジニアだったので、女性の役職がいる=本当に会社として女性活躍に取組んでいるんだ、という安心感になりました。

    一次面接自体は他社と同じような内容でしたが、面接後にクレペリン検査がありました。
    クレペリン検査があることは事前に連絡をもらっていたのですが、人生で初めての検査だったので緊張しました・・・。

    一次面接合格後に、最終面接がありました。

    面接はさらに人数が増えて4名でした。前回も役職者でしたが、さらに上の役職者の方3名プラス人事の方でした。
    審査のための面接、という形ではなく最終確認の面接だったようで、終始和やかな感じでした。

    面談後、人事部の方より内定の連絡を頂き入社が決定しました。

    現在、入社して数年経ちますが今もD社に決めて良かった!当時の自分の決断ナイス!だと思っています。
    受けた会社は4社と少なかったですが、会社側の出している文字情報だけでは分からないところが実際に面談することで分かったので、どれも無駄では無かったと思います。
    私が女性なので、それに合わせて女性エンジニアの方を面接の場に呼んで下さる会社が多くてどの会社も優しいな~と思いました。女性の正直さが裏目に出てしまったところもあると思いますが、受けるほうとしては正直ベースが助かりますw

     


    近いうちに、実際に利用したエージェントの記事も正直ベースで書く予定です。

     

    Twitterで更新情報をお知らせしますので、フォローお願いします。

     

     

アラフォー子持ち女性エンジニアの転職。実際に受けた会社と面談内容。【XXの正直さに助けられた、前編】【エンジニア転職】【体験談】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

エンジニアといえば転職、転職といえばエンジニア・・・・というほどに、IT業界は転職へのハードルが低い職種です。

 

とはいえ、それって男性だけでしょ?若手だけでしょ?という印象が多いのも事実。

エンジニア転職とググって検索で出てくる転職エージェントのHPに出ているエンジニアは若い男性が圧倒的に多い。

私は30代後半の時に、二人の子持ち・女性・ノー残業前提という条件の中で転職することが出来ました。

給料も即時100万円UPしました。

その数年度、さらにUPしたので転職前より今は200万円UPしています。(管理職ではなく平社員のままです)

ちなみに、生々しい現在の給料はこちらで公開しています。

hataokase.com

 

実際に私がどういう会社を受けたのか・どうやって転職を決めたのかの実体験を紹介します。

以下については単独で別記事を書く予定なので今回の内容からは除外します。

 ・リモート勤務も出来てメンバーも良かった前職・・・だけど転職を決めた理由

 ・実際に利用した転職エージェントと、お話にならない低レベルの転職エージェント

 

さて、それでは以下について詳細にお話していきます。

  • そもそも、母親エンジニアでも受け入れてくれそうな求人ってある??
  • 実際受けた会社①:大手メーカーA社「面談者が正直過ぎて・・・」
  • 実際受けた会社②:大手広告代理店関連システム開発会社B社「唯一落ちた」
  • 実際受けた会社③:システム開発会社ベンチャー C社「嫌な予感しかしない」
  • 実際受けた会社④:大手SIer D社「君に決めた」

  • そもそも、母親エンジニアでも受け入れてくれそうな求人ってある??
    転職エージェントを利用したところ、思っていたよりありました。
    時代の流れで女性活躍を押し出している会社が多く、女性ウエルカムというところがあったからです。
    ただ、”母親なので家庭優先で残業は出来ない”という条件はやはりエンジニア界としては歓迎されていなさそうです。この条件が無かったら、もっと選択肢は多かったのは間違いないです。しかし私はこの条件は絶対に譲れない・・・!

  • 実際受けた会社①:大手メーカーA社「面談者が正直過ぎて・・・」
    このA社は、皆さん聞いたことがある、超大手メーカーです。受けた理由は”働き方改革をやっている”というのを会社として全面に押し出していたからです。
    面談前に会議室まで引率してくれた人事の方と雑談していた時も、”うちは母親の方も働きやすいですよ”と仰っていて好印象でした。

    一次面談は、役職付きの男性(メインの面接官)と、現場のエンジニアの40代女性でした。
    おそらく私が女性なので、親しみを持てるようにと同世代の女性エンジニアを面談者にサインインしてくれたようです。
    事業内容について説明して頂き、私からは職務経歴をお話します。
    面談は終始和やかに進みました。お二人ともとても良い方でした。

    話が盛り上がってきたときに、女性の方がポロリと本音を口にしました。

    「D社さんもお受けになっているんですね。
     いや~うちも働き方改革確かにやってますけどね、
     さすがにD社さんほどでは無いですよ~!」

    と。

    面談というかしこまった場でも、女性の方のほうが正直です。ザ・本音ベース。
    反対に男性は良い部分を全面に出してくる面接官が多かったです。まぁ採用面談ではそちらのほうがビジネスとしては正しいですが・・・

    受けるほうとしては、正直に話してくれるほうがとっても助かります。

    というわけで、一次合格はしましたが二次は辞退させて頂きました。
    D社を本命に決めた瞬間でした。

  • 実際受けた会社②:大手広告代理店関連システム開発会社B社「唯一落ちた」
    B社は、これまた知らない人はいない大手広告代理店・・・の関連会社です。従業員規模は数百人。おしゃれITベンチャーのような社内の雰囲気写真に惹かれて受けてみました。
    面接官は課長的ポジションの男性一人でした。事業内容について説明して頂き、私からは職務経歴をお話する・・・というのはA社と同じです。

    紹介にもある通り、ここは唯一 お断りされてしまった会社です。二次面談で落ちました。
    表向きはそれっぽい理由が書かれていましたが、本音のところは違うと思います。
    私が推測するに、落ちた理由は

    「ワーママを受け入れられる社内環境では無かったから」

    だと思います。
    面接で分かったことなのですが、従業員規模の割に、なんと現役のワーママがゼロ、という事でした。(エージェントよ、何故ここを私に紹介した・・・?)
    社員の平均年齢も随分と若そうでしたし、さすがにワーママの前例が無い会社に中途入社する勇気はありません・・・。
    これは完全にミスマッチでしたね。


    文字数が長くなってしまったので、以下については後編の記事で紹介します。
  • 実際受けた会社③:システム開発会社ベンチャー C社「嫌な予感」
  • 実際受けた会社④:大手SIer D社「キミに決めた!」

 

 

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【女性エンジニア】【Salesforceエンジニア】【40代前半】【大手SIer】実際いくら貰ってるのか。お給料公開します【年収公開】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

今回は私のお給料のぶっちゃけ話を書きます。

 

これを書こうと思った理由は2つあります。

  1. 転職サイトに載ってる給料って本当のところは分からない

    転職サイト等でよく見かける「大手メーカー A社 30代前半 900万」等の情報。マーケ、IT,総合職・・・あちこちで似たようなものを見かけますよね。
    あれって皆さんどこまで参考にしていますか?信頼出来ますか?
    私なんかは捻くれているので、”どうせベストな数字の事例なんでしょ”と思ってしまいます。
    実態は、めちゃくちゃ残業してる人かもしれないし、超優秀な人でインセンティブたくさんもらっている人かもしれない。
    特に女性の場合は”どうせ男性の数字でしょ?”と思ってしまう方もいると思います。掲載されている数字の中の人が女性の場合なんてマイノリティ、さらにワーママとなると超マイノリティかもしれませんね。
    なので、実際に私がもらっている給料を公開することで、後に続く人の参考になれば、と思いました。

  2. 私がエンジニアをおススメしている以上、そのお給料をオープンにすべき

    私は過去記事でIT業界 システムエンジニア(ITエンジニア)のお仕事を強く薦めています。

    hataokase.com

    人に薦める以上、また記事にも「給料が一般職より高い」と書いている以上、その給料を言わないでおくのは無責任だと思いました。

では、実際に頂いているお給料を条件と共に公開します。

 

まずは条件から

  • 大手SIer、平社員
  • Salesforceエンジニア
  • 40代前半、女性、子供二人(共働き)
  • フルリモート勤務(出勤するのも自由)
  • フルタイム・フルフレックス
  • 見なし残業代込み
  • 一か月の残業時間ほぼゼロ 多くても3時間ほど
  • 有休消化率100% プラスで育児介護休暇や子育て両立休暇を年5日ほど取得
  • 資格取得にかかる研修・検定料は全額会社負担
  • 401K以外にも企業年金制度あり
    (実質退職金のようなもの。1500~2000万が目安らしい)
  • 持株奨励制度有り
    (その他にも書いておく条件考えましたが思い浮かばず。。。もし気になる点あればコメント頂ければ追記します)

昨年・令和4年分の年収は

 

 

 

758万円

 

でした。

 

※本当は源泉徴収を黒塗りして出す予定だったのですが、リスクがあるので断念しました。間違いなくリアルな数字です!※

 

私が年収を公開したのはIT業界で働く・働きたいと思っている若い方の参考になれば、と思ったからです。

IT業界に限らず、40代女性でワーママの人って少数派ですし、これからのライフプランを立てる若いお母さん(もしくは未来のお母さん)方にも、1つの年収事例として把握して頂ければと。

 

なので、「エンジニアならもっともらえるのに!」とかいうのは不要です。

そっと胸に閉まっておいて下さい・・・。

 

外資IT系やベンチャー、フリーランスの方からすればお安いかもしれませんが、私は子育てと無理なく両立可能&安定&長く勤められる環境を最優先に考えたので、自分にとっては今の日系SIerがベストだと考えています。(その年の年収だけでなく退職金や年金、福利厚生も私には超重要です)

そりゃ外資ITで年収1200万とかもらいながら子供いて働いている方はすごいと思うけれど私の能力では家庭と両立出来る気がせんのよ・・・><

 

他にもIT業界に長くいるからこそ分かる話を書いています。

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【新卒の職種選び】大したこと無いやつこそIT業界に行け!【システムエンジニアをおすすめする理由】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

「お前ら勉強しろ! バカとブスこそ東大に行け!」

という名言がドラゴン桜でありましたね。

 

あれと同じように、私は

 

大したこと無いやつこそIT業界に行け!

 

と思っています。

 

新卒で就職をする際に、どの職種を選ぶかは迷いどころだと思います。

もし、あなたが約20年前の私と同じように

 

  • 特に秀でたセンスがあるわけでは無い(得意無し)
  • 営業とか出来る気がしない
  • 総合職の配属ガチャがコワい
  • でも給料は多めに欲しい

 

そう考えているなら、

 

システムエンジニアになりましょう!!!!

 

私の場合、上記のような消去法的発想で選んだエンジニアの道でしたが、今はエンジニアを選んで良かったと、本当に腹の底から実感する毎日です。

 

以下、私が思いつくエンジニアのメリットです。体感コミコミです笑。

 

  1. 得意が無くてもどうにかなる
  2. 分かりやすい市場価値が付く
  3. リモート勤務が出来る
  4. 給料が一般職より高い
  5. 残業が多いというのは今は昔

 

1つずつ説明していきます。

 

1.得意が無くてもどうにかなる

就職を考えた際、人より秀でたもの(デザインセンスやトークセンス等)がある人はそれを生かせる仕事につくのがベストですよね。まさしく得意を生かす仕事。

私は特に何もありませんでした。「ザ 凡人」です。めちゃくちゃ普通の人です。

そんな凡人でも20年間システムエンジニアとしてそれなりに楽しく仕事しています。会社からの評価も悪くないです。

よく文系ですが大丈夫ですか?という疑問も聞くのですが、新卒だと文系出身の人はたくさんいます。一緒に何年も働いて「わたし実は文系なんですよ」って言われて初めて知るレベルです笑。現場ではあまり気にしてないと思います。

採用側もそこまで拘って文系理系を区別して採用しているわけではなさそうです。

 

2.分かりやすい市場価値が付く

これはエンジニアならではです。

「どの業務の」「どの製品/技術を」「どんなポジションで」「どの期間」この4つがあれば、自分の市場価値そのものになります。

私はSalesforceエンジニアですが、この「Salesforce経験者」というだけで複数の案件や転職求人が引っ掛かります。

新卒で入った会社が合わなくても、ハードル低く転職が出来る。これは精神的にも大きいメリットです。

 

また、資格が上乗せされればさらに市場価値にプラスとなります。

資格の大事さについては以下記事でも書いていますので是非ご参考に。

jeliwme.hatenablog.com

 

3.リモート勤務が出来る

これもエンジニアらしいメリットですね。

新卒就職してしばらくは研修やOJTがあり、出社する必要があると思います。

(コロナ真っ只中は研修さえもフルリモートの時もあったそうですが、それはそれで会社に馴染むのが難しくなるかと)

でも実際にPRJに配属される半年~1年後にはリモート勤務が出来るようになっているでしょう。

私はSIer勤務ですが、殆どの方がリモート勤務です。顧客側もリモート勤務の方が多いですね。

もちろん自由出社も出来るので、気が向いたときは出社して同僚とランチをしたりします。

会社によってはコロナ渦でオフィスを縮小し出社制限を設けているところもあるので、自由出社をしたい方は会社側に聞いてみましょう。

 

4.給料が一般職より高い

やっぱり、なんやかんやでお給料が大事です。お給料こそ労働のモチベーション!

私が就職した約20年前、一年目の月給は28万円でした。一般職の場合23万円ほどだったので、明らかに他より高いと感じました。

今現在頂いている給料も、40代の女性平均よりはかなり多いほうだと思います。

もちろん、大手の総合職やインセンティブをもらっているやり手営業の方には負けると思いますが・・・でも「凡人」の私にしては上出来なお給料だと思ってます。

私のお給料についてはこちらでぶっちゃけ公開しています。

 

hataokase.com

 

5.残業が多いというのは今は昔

システムエンジニア=めっちゃしんどい・ブラック そんなイメージがありますよね。

私もありました。会社を選ぶときに一番聞きたかったのは「残業ありますか?どれくらいですか??」です。大学生だった私にそんなことを聞く勇気は無かったですが・・。

昔はそういう時代もあったかもしれませんが、今は時代の流れで改善されている会社がほとんどかと思います。

ベンチャーなど小さい会社は分かりませんが、中企業~大手だと規定の残業時間を超えないか・さらにサービス残業をしていないか等、かなり厳しいです。

私は残業時間、ほぼゼロです。少なくともここ6年は、1年間全ての残業時間を足しても10時間いかないかも・・・というのが続いています。

有給休暇もすべて取得しています。これも働き方改革の一環で、消化率100%を目指しているためです。

もちろん、全てのエンジニアがこういう状況ではなく「配属されるプロジェクトが炎上している場合」等は残業が多くなります。(私自身には配属経験が無いので、運もあるかと)

経理や営業などでも、殆どの仕事には繁忙期がありますのでそれと同じように”一時的なもの”と捉えればいいと思います。

またある程度の規模の会社であれば「今のPJが精神的に負担が大きいので異動したい」と言えば応じてくれます。上長側も断って退職されてしまうのが一番痛いので、応じてくれる場合が殆どです。少なくとも私は断られているのを見たことがありません。

 

ただ、最初からある程度ホワイトな会社を調べて入るのが一番手っ取り早いです。

私は転職時にそこらへんをがっつり調べたので、また別の記事で書きたいと思います。

 

ーーー

どうでしょうか?大したこと無いやつこそIT業界に行け!!!とかなり偉そうな事を書いてしまいましたが、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。

 

私はシステムエンジニアとして新卒で中堅SIerに就職し、そこから二度の産休・育休を取得し、その後大手SIerに転職しました。

残業もしないし、バリキャリではありませんが マミートラックにも入ってません。

ゆるっと、少しずつ無理の無い範囲でキャリアUPをしています。

給料にも不満は無いし、何よりフルリモートのおかげで育児の両立のハードルも下がりました。(出社してたころは時間に追われ大変でした・・・)

 

IT業界、悪くないですよ。

ぜひ飛び込んで下さい!お待ちしています!!

 

  

 

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Salesforce資格合格への勉強法【一発合格を続けている私の最短合格ルート教えます】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

Salesforceエンジニアになって6年。

ここ最近は毎年度、Salesforce資格を取るようにしています。

 

現在保有している資格はこちら。

ハタオカSEの2023/2時点での資格一覧

 

資格を取る目的は別記事にも記載しています。

jeliwme.hatenablog.com

 

一番のメリットは

市場価値が上がること

 

ですが、Salesforceの場合はさらに大きいメリットとして

 

勉強をきっかけに製品の知識量が増える

 

ことが挙げられます。

Salesforceの全製品の全機能を把握している人なんていないですからね。

自分が長く関わっている製品でも、資格の勉強で「こんな機能あったんだ!」って気づくことがあります。知らない製品なら猶更です。

 

なので資格はあるに越したことはない・・・のですが

Salesforce資格は他のベンダー資格同様、受験料が高いです。

定価ですと税込22,000円。

 

何度も落ちると財布にも、もちろんメンタルにもダメージがあります。

 

なので一発で合格したい!!!!!!! ですよね。

 

ハタオカSEは、一発合格を続けています。

 

最近は試験対策も自分の中でお決まりになってきたので、それを紹介したいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。

 

シンプルに2STEPのみです。

  1. 試験対策のポイントスタディを受講する
  2. 過去問サイトを活用し、反復で解く

 

1つずつ解説していきます。

 

1.試験対策のポイントスタディを受講する

はい、分かってます。高いですよねポイントスタディ。でもね、やっぱりそれだけの価値があるんですよ。製品の全知識なんて勉強出来ないですもん。

その名の通り「ポイントスタディ」は、試験対策の範囲とそのポイントを教えてくれます。

会社が受講料を払ってくれる場合は、”丸一日試験対策とかだるいな~仕事したいわ~”なんて思わず素直に受けましょう。それが時間を無駄にしない一番の近道です。

会社がお金出してくれないよ!って方には、定期的に無料版の同様のセミナーがありますので検索してみてください。

↓は2023/3の無料資格対策ウェビナーです。

www.salesforce.com

ハタオカSEは無料版も受けたことありますが、テキストがもらえなかったり、講義時間も短かったり・・・と有料版と比べると物足りない部分はありました。

が、それでも無料なので受ける価値は十分にあります。

 

2.過去問サイトを活用し、反復で解く

残念ながらポイントスタディの中身をしっかり理解しても、合格はしません。

なぜならSalesforce資格は問題文のクセが強いんじゃ!!!!!!!!

TrailHeadの文章等と同じです。英語を訳しているので、問題文が頭にスッと入らない。なんか外国語文学を読んでいるような「ん?どういうこと?」となる違和感があります。

この違和感のせいで問題文を理解するのに時間がかかってしまいます。

この対策には「過去問を解いて 慣れる」しかありません。

 

問題は定期的に刷新されるので、古い過去問は意味がありません。

また最近は「丸覚えしての合格」が出ないように、Salesforce側も対策をしてきている感じがあります。

なので、過去問を「丸覚え」せずに、なぜその答えになるのか ちゃんと理解する必要があります。

間違えた問題は、自分で設定やヘルプを確認して納得するようにしましょう。

 

あくまで「問題に慣れる」のが目的で、過去問を丸覚えするのを目的にしないように。

全く同じ問題が出る確率はゼロではないですが、体感では5~10%くらいです。

 

過去問は、以下のサイトを参考にしました。

salesforce-certification-hack.com

note.com

qiita.com

 

英語の過去問サイトもありますが

英語を日本語に機械翻訳→Salesforce用語だけはそのまま翻訳出来ないので英文見て自力で翻訳

というところにしんどさを感じて諦めました・・・。

 

ハタオカSEが直近で取得したExperienceCloudは二番目のリンクで紹介したnoteを利用しました。約100問の過去問を反復しました。

ExperienceCloudの業務経験はほぼ無しですが、それでも合格出来ました。

 

かかった期間は、ポイントスタディ受講後から2週間くらいで集中して終わらせます。

長くだらだら勉強すると気持ちが持たないので。

 

皆さんも紹介した2ステップを実行して、一緒に一発合格を目指しましょう!

 

Salesforce資格に関する本は残念ながら出版されていません。

ですがそもそもの製品知識が全く無いよ、という方にはこちらの書籍を。

 

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一番手っ取り早い、小1の壁の乗り越え方。【フルタイム勤務でも二度乗り越え済み】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

もぅすぐ春です。そう、進級の季節ですね。

共働きの多くのご家庭が「小1の壁」について戦々恐々としてくる時期かもしれません。

 

小1の壁とは、皆さんご存じ「朝から夕方までバッチリ手厚かった保育園から小学校に上がった時のフォローの無さ」により子供も大人も心が折れ、お仕事を辞めないとやっていけないかも・・・となってしまう、アレです。

 

保育園と小学校の差を挙げるとキリがないですが

一番のネックは

 

長期休み(夏休み・冬休み・春休み)

がある

 

ところかと思います。

 

夏「休み」なのに学童に行かなくてはいけないというお子さんの辛さもあるでしょうが

親としては、毎日がお弁当なところがとってもツライ・・・

 

私は長男と次男で、すでに小1の壁を乗り越えています。

 

乗り越え方は至ってシンプルです。

 

それは

 

民間学童を利用すること

 

です。

 

近くに民間学童が無い方はすみません。

都内だと割とたくさんの民間学童があり、我が家から通える民間学童は3つあります。

 

長期休みにおける、民間学童のメリットとしては

 

  1. 朝と夕方にバス送迎がある(我が家の場合は自宅まで来てくれました)
  2. お弁当持参か給食(一食500円ほど)か選べる
  3. 遠足やスポーツイベント等、”子供が学童に飽きない工夫”がある

 

ところです。

 

デメリットは値段が高いところです。

通常利用月だと5~6万が相場ですが、長期休みだと預かり時間が長いため8~10万円が相場になります。

週5利用しない場合は値段がその分安くなりますので、公立学童と併用しているご家庭も多いです。

例えば月水金は公立学童・それ以外は民間学童、といった形です。

 

値段の高さに二の足を踏みそうになりますが、「我が家は小学校2年まで」と割り切って利用していました。

お金で心配事が解決するならそのほうが良いと思ったためです。

 

おかげで、我が家は小1の壁の1つである「長期休み問題」について苦労せず乗り越えることが出来ました。

 

今回は長期休みにおける民間学童のメリットを紹介しましたが、他にも助けられたところがたくさんあるので、別記事で紹介したいと思います。

 

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システムエンジニアに女性は少ない?いえいえ、時代は変わってきています【現役女性SEによる実感】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

「システムエンジニア 女性」と検索すると、後に続いてサジェストされるのは

「女性比率」「女性 少ない」といったキーワードです。

 

皆さん、気になるところでしょうか。

特にこれからIT業界にSEとして飛び込もうとしている方にとっては、女性が少ないと心細いと感じるかもしれませんね。

 

結論からいいますと

 

女性SEは確実に増えてきて、比率も上がってきているので 問題無し!!

 

です。

 

確かに私が新卒でSIerに就職した20年ほど前は新卒社員内での女性比率は3割ほどでした。そこからさらに5年後続けてる、となると1割程度まで減り・・・。

結婚し子供が出来たら退職する人が多数派で、私が2010年頃に育休明けで復職したときは、子持ちの女性システムエンジニアはかなり稀有な存在でした。

 

 

しかし!それはもぅ過去の話!!!!!

 

今は

「新卒での男女比率 5:5」

「結婚・出産後に望んで辞める人はゼロ」

(※旦那さん側の海外赴任やお子さんに特別なケアが必要など、ご家庭の事情で退職する方はいます)

というのが、ここ5年ほどの体感です。

 

40代以上の女性エンジニアの比率は低いですが

30代前半~20代にかけては”結婚出産後も働き続けるのを前提として就職”している女性が多いので、これからも女性比率は増え続けると思います。

 

 

転職するにあたっても、中堅~大手のSIerは多様化(ダイバーシティ)を意識しているので、女性エンジニアは割と歓迎ムードですよ。

 

私も転職経験者ですので、その話はまた別の記事で書きたいと思います。

 

 

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twitter.com

 

システムエンジニアに資格はいらない?必要?議論。女性SE目線での明確な答え【実体験有り】

こんにちは、ハタオカSEです。

 

つい最近、Twitterで「エンジニア資格不要論」を目にしました。

この手の議論って定期的に出てきますよね。

 

 

正直、答えなんてない・・・??

いえいえ、私の中では明確に答えが出ています。

 

資格は

 

必要です!!!!!!!!!!

 

特に女性エンジニアの場合は、自分を守る武器になります。

 

ここからは、私の体験談です。

ーーーー

プロジェクト参画時、顧客企業にご挨拶に行く時の話です。

顧客企業ではまだまだ男性中心のところが多いです。特に平均年齢が高い企業の場合は、もぅおじ様ばかりです。おじ様率100%も珍しくありません。

 

そこでご挨拶をすると、

「えっ・・・・?こんな女性がリーダーで大丈夫なの??」という空気が流れます。

しかも母親だと、さらに「この人で本当に大丈夫なのか」な雰囲気が強くなります。

何度も何度も、こういう経験があります。

人は見た目がXX%なんて本がありましたね。

私がもし男性で、背が高く威厳もあればそんな空気は流れなかったはずです。

 

残念ながら私は女性ですし、母親ですし、さらに小柄で迫力も無く・・・(書いてて虚しくなってきました)

 

そこで鶴の一言、その場にいる上長や営業が、こう言ってくれるのです。

 

「ハタオカSEは、プロジェクトマネージャーの資格を持っていますよ」

 

と。

 

そこで少し、「おっ」という反応が得られます。

続けて、他にも持っている資格をあれこれ紹介します。

 

そこまで聞いてくれれば、もうこっちのもんです。

 

勿論、立派な経験や実績があればそれで事足りるかもしれませんが、それって実際のところは分からないし、説明し出すと長くなるんですよね。

でも資格なら、誰にでも分かりやすく・端的にその実力が伝わります。

 

ここで どの資格が「おっ」となるかは、その人の年齢(経験年数)によります。

入社1年目の若手なら応用情報で十分かもしれません。

 

が、やはり 難関であればあるほど、取るのは難しいが、乗り越えれば(合格すれば)自分を守る壁となります。

 

転職の時に武器になるのは、いわずもがなですね。

私も転職経験者ですので、その話はまた別の記事で書きたいと思います。

 

 

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