ハタオカSE -現役母親システムエンジニアの生きる道-

働くおかんシステムエンジニア、略してハタオカSE。 意識高くいうとワーキングマザーな現役Salesforceエンジニアです。エンジニアとして働く・働きたいという女性に勇気を1ミリでも与えることを目標に、リアルな体験を記録しています。子の入学に伴い都立中の情報も記録中。Twitterもやってます。

中学受験で「親が熱心に勉強をサポートしなきゃ」なんて無い。その代わりに親だからこそやれた事。【中学受験の体験談】【親サポートほぼ無し】【親の管理無し】

 

今週のはてなブログのお題について、中学受験(都立中なので正確には受検、です)を無事に合格で終えた今だからこそ書けることを書きます。

私がとらわれていた「しなきゃ」

LIFULL STORIES
by LIFULL STORIES

皆さん、中学受験での親の関わりにはどのようなイメージを持ってらっしゃいますか?

 

私はそれこそドラマや漫画で見るような、”親サポート大前提!!!”のイメージでした。

二月の勝者の島津家とは言わないまでも、塾で子供が出来なかったところを一緒に解きなおしたりしてフォローする、という形です。他によく聞く話では、受験生の家にはレンタルのコピー機があって印刷してあれこれやる・・・とかですかね。

 

 

私も、中学受験生の親なら、働きながらも そういうサポートや管理をしないきゃいけない!!!と思っていました。

 

でも、結局最後までしませんでした。

 

夜遅くまで勉強に付き添うことも

その日の解き直しを一緒にやることも

宿題の面倒を見ることも

勉強量を管理することも、殆どしませんでした。

 

 ※ここまで書いてると、子供が自主的に勉強したんだろ、と思われてしまいそうですがそんな事は決してないです。塾の宿題くらいしかしてないですし、入試の本命前日もゲームしてるような子です・・・。高IQとかでも無いです。

 

私がサポートをしなかった理由は以下です。

  1. 私がやられて、嫌だったから。
  2. 都立中の入試問題の癖が強すぎたから。
  3. フルタイムワーカーだったから。

もちろん、勉強をばっちりサポート出来るご家庭は素晴らしいと思いますし、親塾をされている方を否定する気もありません。あくまで、私はしなかった、という話を書きます。


順番に補足説明していきますね。

  1. 私がやられて、嫌だったから。

    一番の理由は、これです。
    私は父親が小さい頃に勉強を見てくれていましたが、正直嫌でした。何より親が口うるさいと思うし、どうしてもお互いに感情的になるからです。
    塾の先生も自分の子供を教えるのは、よそのお子さんを教えるより難しいという話を聞いたことがあります。おそらく、それと同じです。自分の子供となると、冷静に教えられない。子供も子供で、素直に聞くのは難しいのではないでしょうか。
    それと、母親として家はリラックス出来る場所にしてあげたかったというのもあります。
    学校や塾で気を張ってきて、さらに家でも親から勉強でやいやい言われて・・・というのは小学生には酷なのでは、と思いました。

  2. 都立中の入試問題の癖が強すぎだから。


    二番目の理由が、これです。
    一問一答とはほど遠い、都立中の入試問題。読み込んで、理解して、表現することが求められる問題です。
    特に適性検査Ⅰの作文については、「これは絶対に教えられないな」と思いました。下手に教えると、塾で教えられたことと相反してしまい子供が混乱しそうだと感じました。
    私の好きな言葉、「餅は餅屋」。
    都立中対策も、プロにお任せ。素人は黙っておこう。そう決めました。

  3. フルタイムワーカーだったから。

    三番目の理由は、これです。
    私も夫もフルタイム勤務・・・とはいえ、私はエンジニアという職業柄もありフルフレックスのフルリモート勤務です。おそらく他のワーママさんよりは時間に融通が利くのですが、それでも勉強を見るのは負荷が高い。
    e塾の校長からは、「自己学習ノートだけは見てあげてください」と言われ、小5の時に見ましたが1か月くらいしか続きませんでした(ダメすぎる)
    塾の宿題をちゃんとやっているかどうかは不安だったので、面談や保護者会で先生に顔を会わせるたびに「うちの子宿題やってますか?」と聞いていました。
    「あ~~最近あんまりやってませんね」と言われたこともあります。しかも小6の夏に・・・。
    その時は子供には
    「一か月後に先生に同じ質問するから、その時にちゃんとやってますよ、って先生に言ってもらえるようにして欲しい。
    そうじゃないと、これから毎日みっちりパパとママで宿題を管理することになるよ」とだけ伝えました。効果はありました。やはり子供も毎日家で管理されるくらいなら、自分でやるわ~という気になったようです。

長くなりましたが、以上が私がやらなかった事です。

じゃあノータッチで受検までいったのか、というとそんな事はなくて

代わりにやってあげた事があります。

 

それは何かというと、ずばり

 

インセンティブ制度の導入

 

です。

 

仕事かよ、と突っ込まれそうです。

簡単にいうと、ご褒美制度です。

 

馬にんじんと言うと怒られそうですが、小学生男子に中学受験のメリットを説明してもいまいち響かないんですよね。

となると、一番手っ取り早いのが ご褒美だ!!!という事でインセンティブ制度を導入しました。

これをやってから、明らかに長男の成績が安定し出しました。

 

具体的にどんなインセンティブ制度だったかは、別記事で解説します。

(記事が出来たらリンクを貼りますね。数日中には作成予定です)

 

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他にも都立中受検関連の記事を書いています。

 

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