こんにちは、ハタオカSEです。
一部ではきのこ・たけのこ戦争に並ぶともいう、公文・学研戦争。
それぞれ好み・・・じゃない、子供への向き・不向きの問題なので、どちらが良い悪いとは断言出来ません。
とはいえ、自分のお子さんをどちらに通わせるか迷っていらっしゃる方は多いと思います。
私は、長男を公文に 次男を学研に通わせた経験があります。
両方通わせたからこそ、分かったことをリアルな目線で書きたいと思います。
少しでも、迷われている方の参考になれば幸いです。
以下の点で比較していきたいと思います。
- 親・子供の毎日の負荷が高いのはどっち?
- 地頭が良い子はどっちに向いている?
- 学校の勉強についていくのが難しい子はどっちに向いている?
- 先生や教室の雰囲気はどう違う?
- 公文の子は字が汚いっていうけど、本当?
- 学研・公文を辞める理由、我が家の場合
それでは、順番に説明していきます。
- 親・子供の毎日の負荷が高いのはどっち?
これは、もぅ書くまでもないかもしれません。皆さんご存じかも・・・。
負荷の高さは
公文>>>>>>>>>>>>>>>>>学研 です。
もはや超えられない壁というやつです。
学研のプリントは一日一教科につき1枚ですが、公文は3~5枚はあります。さらに1枚のプリントにぎっしりと問題が詰まっているのも公文の特徴ですね。
自走出来る子であったとしても、ある程度の正誤確認は家で大人がやると思いますので、親の負荷は高いです。 - 地頭が良い子はどっちに向いている?
公文です。
公文教室は膝と膝を突き合わせてじっくり教える、という場所ではありません。そのため、理解が早く勉強が得意な子が向いています。
また、要領よく手際よく物事をこなせる子も公文のほうが向いています。
3学年分、内容が先に進むとオブジェというトロフィー的な置物が貰えます。
つまり、公文では3学年分先に進むことを1つの目標と捉えています。
長男は、年長のタイミングで小3の内容まで進んでいたため、オブジェをもらいました。当時はすごく誇らしげにしていましたし、公文を辞めた後もオブジェを見返して満足そうな顔をしています。ある程度自走出来、要領よく学習を進められる長男には公文のほうが向いていたと思います。
自分の子供に対して地頭が良いと書いてることになりお恥ずかしい限りでございます・・・が他にうまう表現が見つからず、すみません。軽くスルーして頂けますと・・・ - 学校の勉強についていくのが難しい子はどっちに向いている?
学研です。
周りでよく聞くのが、「受験を見据えて塾に入るもついていけず、まずは基礎から自分にあったレベルでやり直す必要があったので学研に通う」という子達。
公文ではあまり見ることのない、”自分より下の学年のプリントに取り組む”人が結構います。2年生だけど、まだ1年生の漢字が覚えきれてないから、そこから学習しよう、というイメージです。
もちろん、順調に進めば先の学年の内容に進むことも出来ます。現に次男はいま1年生ですが、2年生の内容を学習しています。
ただ、「その学年で習うことを理解して足元を固めてから」というのが学研の指針だと思います。 - 先生や教室の雰囲気はどう違う?
これは、正直 教室・先生によってカラーが全く違います。
なので、家から通える学研・公文の教室がそれぞれ複数あった場合、全て見学に行ってみることをおススメします。
子供との相性もありますしね。
私がお世話になったところの感想を参考に書いておきます。あくまで全国にたくさんある校舎の中の1例となることを念頭に置いて頂ければと。
①公文(引っ越し前の大阪):ベテラン60代くらいの女性の先生メイン
→平日夕方は毎日開いていた。さすがベテランという器量で、どんな子達でも、どしんと構えて対応していた。
②公文(東京):30~50代の女性の先生が3~5人で生徒を分担
→週2日しか開けていないため、子供が一度に集まり先生の数の割に個々のフォローが出来ていない状態。
③学研(東京):40代の女性の先生メイン。どんな子にも等しく接し、出来ているところは褒める・出来ていないところは指摘し身につくまで反復させている。 - 公文の子は字が汚いっていうけど、本当?
ある程度本当です笑 早く書きたい!となるので仕方ないかも。
プリント枚数も問題数も多いので、早く解きたい気持ちが文字に表れている形ですね。
ただ、小学校に上がると文字を使い分ける子が増えてくるので、そこまで心配しなくて大丈夫かと思います。
小学校のテストはゆっくり問題を解く時間がありますし、何より字が汚いと読めなくて減点されたりしますもんね。漢字のテストなんて尚更です。そういう時にはきちんと丁寧な字を書くように気をつけるでしょう。 - 学研・公文を辞める理由、我が家の場合
公文については、長男が小1になったタイミングで辞めました。
理由は2つ
①分数の概念を知らずに計算問題を解いていたから
②小学校生活が始まり、本人も私も公文の時間を取るのが困難になったから
です。
①が大きな決め手となりましたね・・・さきほど書いたように、手薄な公文に通っていたわけなのですが、分数とは何か分からず分数の計算を機械的に解いていたんです。先生からも習ってないというので、ちょっと不信感が募って辞めました。教室が違っていたら、丁寧に教えてくれていたかもしれません。
学研については、まだ次男が1年生というのもあり続けています。もうすぐ3年目に突入します。
プリントの枚数も少ないので、小学校の宿題と合わせても無理なく出来ています。ただ、塾に通うことになったタイミングで辞める予定です。3か4年生ですね。
以上が、公文・学研論争での私なりの見解です。
学研も公文も両方通わせた経験として、共通しているのは
行かせて良かった!!!!!!
という気持ちです。
特に効果として感じたのは、保育園→小学校という生活のあれこれが大きく変わる中で、勉強について躓くという心配が消えたことです。
不慣れな学校生活で、勉強についていけない・・・となってしまうと、子供への負荷が大きすぎますよね。親も宿題のフォロー等に追われると思います。
学研や公文である程度の先取り学習が出来ていると、本人にも親にも心の余裕が生まれます。
とはいえ、やはり公文・学研どちらにするか迷う・・・という方は
両方とも市販の教材を出しているので、まずはそれを試してみて
子供が楽しく解けたほうに通ってみてはいかがでしょうか。
学研 ↓ ↓
公文↓ ↓
小1の壁については、こちらでも書いています。